ミョウバン水と塩化アルミニウム水の違い|どっちが効果的?

多汗症対策などで使われるミョウバン水と塩化アルミニウム水について

 

塩化アルミニウム水の効果

脇汗が気になる季節になると汗止め効果のある塩化アルミニウム水やミョウバン水が気になりますよね。

 

このページでは塩化アルミニウム水とミョウバン水の違いや、どこで買えるのか、また効果について紹介してあります。

 

塩化アルミニウム水溶液について

塩化アルミニウム水溶液は、塩化アルミニウムを水に溶かしたものです。

 

その溶けている濃度によって、病院で処方してもらう(指示書を書いてもらう)もの、市販で買えるものと分かれます。病院で処方されるものは濃度20%と一番高濃度なので効果は一番望めますが、その分はだへの負担も大きくなります。

塩化アルミニウム水で起きる痒み


 

塩化アルミニウムとは

塩化アルミニウムは一般的な制汗スプレーなどにも使われている成分です。濃度が高ければ高いほど、汗を止める効果があります。

 

ただし、塩化アルミニウムの作用によって汗腺を収斂させて汗を止めるので、塩化アルミニウムの濃度が濃いほど痒みは肌荒れなどを起こしやすくなります。

 

 

塩化アルミニウム水溶液の濃度について

皮膚科で指示書を出してもらって薬局で調合してもらう塩化アルミニウム水溶液は、ほとんどの場合20%の濃度です。(まれに30%の場合があります)

 

次に塩化アルミニウムの濃度が高いものに市販で買える日邦薬品から発売されている医薬部外品の「オドレミン」という商品があります。

 

オドレミンは塩化アルミニウム・水・グリセリンのみでできている液体です。濃度が処方薬より薄く、処方薬だと20%ですがオドレミンだと13%の濃度になります。

 

(参照:日邦薬品オドレミン

 

塩化アルミニウムに似た効能の焼きミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)

 

以前は制汗作用の効果の高い塩化アルミニウムが市販の制汗スプレーなどでも使われていましたが、最近は塩化アルミニウムよりも肌荒れを起こしにくい硫酸アルミニウムカリウム(焼きミョウバン)やクロルヒドロキシアルミニウムが多く使われるようになりました。

 

もちろんミョウバン水の硫酸アルミニウムカリウムより塩化アルミニウムの方が効果は数倍高いです。

 

塩化アルミニウム水はどこで買えるのか

塩化アルミニウム水 どこで買える?

 

塩化アルミニウム水で一番手に入れやすいのは、市販で購入できるオドレミンという商品です。

 

オドレミンは、調剤してもらう塩化アルミニウム水より濃度は薄いですがドラッグストアなどの他Amazonや楽天などでも購入できるので気軽に手に入れることができます。

 

(処方してもらう場合濃度は20%のことが多いですが、自費での購入になるうえ全ての調剤薬局で扱っているわけではありません)

 

 

塩化アルミニウム水で多汗症や腋臭は治るのか

塩化アルミニウム 多汗症は治らない

 

皮膚科でも処方される塩化アルミニウムですが、塗布したからと言って完全に多汗症が治るわけではありません。

 

効果は一時的と言われていて、数ヶ月から数年(個人差あり)は汗を止める効果がありますが徐々に効果は薄れてきます。

 

【参考】
日本皮膚科学会原発性局所多汗症診療ガイドライン2015年改訂版(PDF)

 

腋臭の人にはおすすめできない

腋臭の人で汗を止めればワキガの臭いがなくなると思って塩化アルミニウムやクロルヒドロキシアルミニウムが多量に含まれた制汗剤やミョウバン水を多用する方がいます。

 

ワキガの場合はアポクリン汗腺、多汗症の場合はエクリン汗腺と汗のタイプが違います。

 

ワキガ体質の方が汗を止めようとすると、老廃物や雑菌などを毛穴から流す作用をストップさせてしまい細菌がますます毛穴の中で繁殖してしまうと言われています。菌が増えると皮脂などを分解する菌が増え、分解するさいに放つ悪臭が強くなりワキガも強くなってしまいます。

 

また、塩化アルミニウムやクロルヒドロキシアルミニウムは肌を痛めつけたりただれたりすることがあります。肌が傷んだり乾燥したりすると回復のために皮脂がたくさん排出されます。

 

ワキガ対策として制汗作用のある商品を使いすぎるのは止めましょう。